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2006年11月30日

[Rails] Rails on USBメモリってどぉ?

こんにちわ。ばたっちです。

最近、社内でRailsの勉強会始めました。

Rubyという「軽い」言語もそうですが、いろいろ「気のつく」機能が盛りだくさんで、これが本当の「フレームワーク」って感じています。
(ちまたに存在するフレームワークは、使うためのコストが高くついて、本来の作業を軽くするという効果からかけ離れているものばかりなのでw)

業務の開発では、Java+Struts/WebLogic のような一般的な Java環境ですが、早くも
「Javaはもういいよ。。」
って気持ちになってます。A^^;
まだ、1年くらいしか使ってないけど。Java


さて、勉強会ではノートPCを使っての演習をしてるのですが、PCの空きがなくなる(勉強会で占有できませんし。。)と困るなってことで、

「Rails on USBメモリ」

なんてのを実験してみました。(まだ実験中)
メモリ上に環境作っちゃえば、あとはどんなPC使っても、作業できるなと思って。(ポータビリティ万歳!)


まずは、メモリを用意。以下、Eドライブとします。

E:\ruby

に Ruby環境をインストール。既存の rubyフォルダをコピってもいけるかも。

今回、利用するのは Windows版の One-Click Installerです。
http://rubyforge.org/projects/rubyinstaller/

ダウンロードのリンクから、ruby185-21.exe を取得します。
インストーラを起動して、メニューに沿って進めるだけでインストール完了です。

E:\ruby\bin にパスを通しておきますが、OS の設定にしてしまうと、環境が変わるたびに設定が必要になるので、環境設定用のバッチを作っておきます。

chenv.bat (change environmentって意味です)
----
@echo off
set Path=E:\ruby\bin;%Path%
----

これで、メモリを挿して、コマンドプロンプトで実行すれば、Rubyが使えるようになります。

C:\> E:
E:\> .\chenv.bat

※現在いるドライブ名とかも自動で取れると完璧なんだけどな。
 だれか知ってたら教えて下さい。m(_ _)m

gem コマンド使って Railsをインストールすれば完了です。

E:\> gem install rails -y

試しに exampleプロジェクト作って、WEBrickの起動確認までしておきましょう。

E:\> mkdir study
E:\> cd study
E:\> rails example
E:\> cd example
E:\> ruby .\script\server

WEBrickが起動したら、http://localhost:3000/ にアクセスし、Railsの画面が表示されたらOKです。

今日はここまで。
続きはまた。(続くのか?)


問題点など:

・Ruby+Railsをインストールした状態で、rubyフォルダだけで500MB強喰います。実サイズは100MB弱なので、およそ 5倍の容量ですね。
 ファイルシステムがFATなので、RubyのようにUNIX的なシステムは厳しいのかな。ちなみに、NTFSな環境だと200MBくらい(およそ 2倍)のようです。
 USBメモリは 1GB以上必要ですね。

・ruby.exe(と思われる)の起動にやたら時間がかかります。
 WEBrickも起動しさえすれば、アプリケーションの動作はそんなに遅くはないようですが。。

2006年11月22日

Wikipedia

最近”英語版”のWikipediaがかなり使えるな!と思うようになりました。
なぜ英語版かというと、日本語のWikipediaと比較して
登録されている用語が圧倒的に多いからです。
しかもライターはその道のプロだったりすることが多いようですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page

何100ページもある仕様書を読む前に
概要だけでも理解しておくとか、
いろいろな使い道がありそうです。

例えば「QVT」と検索すると以下のような解説が出てきます。
これ以外にも様々な用語が登録されていますね。
http://en.wikipedia.org/wiki/QVT

                     テクニカルデプト  橋本 大輔