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2006年08月30日

モデル駆動型のSOA開発セミナー開催

宣伝になってしまいますが、9/4(月)にオラクル様と共同でSOAのセミナーを開催します。
内容的には、UMLを活用しながら上流工程~下流工程までSOAを意識した
システム開発をどんな手順で行うかというものです。
SOAというキーワード自体はかなり認知されてきましたが、
具体的にどう開発したらいいかは、まだまだ情報が少ないように思います。
この講演を聞いていただき、1つの例として参考にしていただければ幸いです。
実はこの内容については書籍化も進めている最中だったりします。

なお、ツール的にもパターンウィーバーで作成したアクティビティ図から
BPEL(ビジネスプロセス実行言語)を生成し、オラクル様のBusinessProcessManagerで
読み込ませることができるようになりました。
ご興味のある方は以下のURLよりぜひお申し込みください。
http://www.oracle.co.jp/events/tk060904/index.html

                         テクニカルデプト  橋本 大輔

2006年07月19日

なんでも実装技術から

この業界はなんでも実装技術から注目される傾向がありますね。
オブジェクト指向もJavaや.NETのような実装技術が普及した後で、
UMLが注目されていますし、コンポーネント開発もEJBのような
実装技術から注目されています。

最近流行のSOAもまずは実装レベルの製品ばかりが注目され、
ビジネスプロセスモデリング等はその後といった順番のようです。
SOAの目的はビジネスとシステムの部品の粒度をあわせることで、
保守性や再利用性を向上させることですから、
ビジネスプロセスモデリングによってしっかりとビジネスが
整理できていないと、SOAの目的は100%実現しないんですが。

SOAの場合、ベンダー側の責任も大きいのかもしれませんね。

                         テクニカルデプト  橋本 大輔