たくさんのご応募ありがとうございました。
お申し込み期間:2010年10月27日~11月18日
NEWS!!
2010.12.14
講演資料がダウンロードできるようになりました。
ご興味のある方は、こちらからダウンロード頂けます。
日本のシステム開発の姿が、今のままで良いと考えている人は、ユーザー企業側にも、開発企業側にも少ないことでしょう。ユーザー企業は、驚異的に価格が下がっているハードウェアと比較して、ソフトウェアの開発費が高いと感じています。また、要件定義のプロセスをできるだけ柔軟にして、競争力あるシステムをタイムリーに開発したいと望んでいるのですが、開発企業がその要求に応え切れていないと感じています。
一方で、開発企業は、コストダウン、柔軟な開発プロセスと言ったユーザー側からの要求に応えたいと望みながら、その具体的な姿が描けず、リスク回避のために昔ながらの提案スタイル(ウォーターフォール型一括請負)に終始している感があります。
私たちが、早くこのような現状を脱却し、ビジネスのプロであるユーザー企業と、ITのプロである開発企業の真の相乗効果を実現しなければ、日本のソフトウェア産業の衰退を招き、IT産業のみならず、ITを活用する他の産業における独自性とひいては競争力すら危うくする可能性があります。
本カンファレンスでは、このような現状の打開策として今改めて注目されているアジャイル(俊敏)型のシステム開発手法に焦点をあて、様々なセッションをお送りします。
まずカンファレンス冒頭では、E-AGILITY協議会準備委員よりE-AGILITY 協議会の設立や今後の活動状況、またアジャイル導入危機を乗り越えてアジャイル開発の効果を獲得する方法などについてお話させて頂きます。また基調講演では、協和発酵キリン株式会社より情報システム部長 中山嘉之氏をお招きして、同社の反復型開発をベースとした開発方法論の概要を、アプリ・アーキテクチャとともにご紹介頂きます。その他、パネルディスカッションでは、アジリティによるソフトウェア生産革命の幕開けから未来について、多数のパネラーで熱い議論を交わす予定です。
皆様、ご登録の上、奮ってご参加ください。
セミナー概要 | |
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名称 | E-AGILITY Conference 2010 |
日程 | 2010年月11月19日(金) |
時間 | 13:30~16:30 |
会場 | 文京シビックホール 小ホール |
定員 | 320名 |
参加費 | 無料/事前登録制 |
主催 | E-AGILITY協議会 準備委員会 |
運営 | 株式会社 シナジー研究所 株式会社 匠 BusinessPlace 株式会社 テクノロジックアート |
事務局代行 | 株式会社 テクノロジックアート |
E-AGILITY 協議会の設立趣旨と、目指すべき方向性、そして今後のロードマップについてご紹介いたします。
アジャイル型のソフトウェア開発が秘めている生産改革の可能性は非常に高く注目が集まっています。しかし、導入に成功している企業がある一方で、失敗している企業も後を絶ちません。このセッションでは、アジャイル開発の概要と、アジャイル導入の現状と課題を整理し、導入危機を乗り越えてアジャイル開発の効果を獲得する方法について考えていきます。
協和発酵キリンでは、2005年に開発中流〜完成に至る「オープン系システム開発標準」を、翌2006年には開発企画〜開発上流に着目した「開発上流工程の歩き方」をそれぞれ定めて、現在に至っている。これらは、いずれもRUPをベースとした”反復型開発”をベースとしており、その特徴はモデル中心、テスト駆動、リスクドリブンにある。本講演では、これらの方法論の概要と勘所を、求めるアプリ・アーキテクチャとともに紹介する。また、この開発方法論を一般的ビジネス・アプリケーション開発に適用するに際して生ずる課題、特に未だに日本で最も一般的である”請負”という契約スタイルに根ざした”ウオーターフォール型開発”の問題点に対して、今後どのように解決して行かねばならないかについて、自らの数多くのプロジェクト経験から述べる。
アジリティによって、日本がソフトウェア生産革命を成し遂げた先にある未来はどのようなものでしょうか?そのために何をするべきでしょうか?会場の皆さん、パネラーの皆さんと一緒に考えてみませんか?
※ 上記スケジュールは変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。
たくさんのご応募ありがとうございました。
お申し込み期間:2010年10月27日~11月18日
長沢 智治(日本マイクロソフト株式会社)
林 衛(株式会社アイ・ティ・イノベーション)
三井 伸行(株式会社戦略スタッフサービス)
中山 嘉之(協和発酵キリン株式会社)
松本 聰(データ インパクト/DAMA日本支部)
細川 馨(日本アイ・ビー・エム株式会社)
永瀬 美穂(株式会社ディアイスクエア)
上田 雅美(株式会社 匠BusinessPlace/株式会社アネゴ企画 )
[幹事]
依田 智夫(株式会社シナジー研究所)
牛尾 剛(株式会社匠BusinessPlace)
長瀬 嘉秀(株式会社テクノロジックアート)
協和発酵キリン株式会社 情報システム部長。1982年より社内の業務アプリケーション設計に携わる。メインフレーム〜オープン系へとプラットフォームが変遷する中、一貫してモデリング(DB、プロセス)及び、プロジェクト管理を手掛ける。現在は、情報システム部長と、上流アーキテクトの2足のわらじを履き、経営とシステムの融合をビジョンに掲げる。ユーザ企業の立場から、上流工程におけるモデリングの重要性や、分析モデラーとしての社内SEの役割を説く。
1997年 株式会社シナジー研究所を設立。代表取締役・プリンシパルコンサルタント。現在、シナジー研究所にて、要求開発手法の教育、ITシステム調達プロジェクト支援、アプリケーション・アーキテクチャー設計、ソフトウェア資産分析などを手がける。要求開発アライアンス理事、元総務省技術顧問。監訳書に、『リーンソフトウェア開発と組織改革』(Mary and Tom Poppendieck、アスキー・メディアワークス 、2010)など多数。
株式会社匠Business Placeチーフコンサルタント、合同会社シンプルアーキテクト代表。日本電気株式会社でSE,PMとして十数年勤務したのち、株式会社豆蔵で要求開発/オブジェクト指向のコンサルタントとして活躍し、一貫して「現場で本当に使えること」にこだわり、現在に至る。アジャイル開発では黎明期からコミュニティで活躍し、先進的な事例を含め多くのアジャイルプロジェクトを成功させている。現在はアジャイル導入のコンサルタントとして活躍中。要求開発アライアンス執行委員。著書にオブジェクト脳のつくり方などがある。
1986年、東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞社を経て、1989年、株式会社テクノロジックアートを設立。OSF(OPEN Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとしてDCE(Distributed Computing Environment)関連のオープンシステムの推進を行う。OSF日本ベンダ協議会DCE技術検討委員会の主査を務める。現在、株式会社テクノロジックアート代表取締役。UML Profile for EDOCの共同提案者、ISO/IECJTC1 SC32/WG2委員、UMLモデリング推進協議会(UMTP)理事。明星大学情報学部講師。中国浙江大学客員教授。
Amazon Web Servicesにてアマゾンクラウドを啓蒙するエバンジェリスト。IBM東京基礎研究所でウェアラブルコンピュータの研究開発後、IBM Rationalにて開発プロセス(RUP、アジャイル)&ツールの講師、コンサルティング、技術営業、マネージメントを実施。エンジニアの能力を解き放つことが可能なクラウドサービスに魅せられ、2010年Amazon Data Services Japan入社。「アジャイル開発の本質とスケールアップ」他、監訳著作多数
スクラムマスター、RUP認定講師、オブジェクト指向分析設計認定講師東京大学工学修士、米国カーネギーメロン大学MBA、MSE(ソフトウェア工学)
Amazon Web Services ブログ http://aws.typepad.com/aws_japan/ Twitter: @KenTamagawa
株式会社アイ・ティ・イノベーション プリンシパルアーキテクト。メーカー系のエンジニアとして自治体向けのシステム開発を経験後、ソフトウェアハウスにて、中小事業者向けの業務パッケージ開発、開発部門のマネージャを経験。 2001年より当社にて、製品開発マネジメントや人材戦略/育成のコンサルティング、IT技術者のスキル診断サービス、方法論開発などを手がけ、人材・組織、プロセス、テクノロジーの変革に幅広く携わる。
日本アイ・ビー・エム株式会社 シニア・マネージング・コンサルタント。1983年、日本アイ・ビー・エム株式会社Japan Science Institute入社。1986年、University of ManchesterにてPhD取得。同年、Texas州Austin開発研究所に駐在し、AIXの漢字化の開発に携わる。帰国後、オブジェクト指向型言語Cobの開発・研究に努める。1990年、ソフトウェア開発研究所に転属、「デジカメの達人」の開発に携わる。その後、Page Designer、Portal Designer等のワールドワイド製品の開発を担当。2008年、Rationalサービスに所属、Agileコンサルに従事している。
日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト/シニア プロダクト マネージャ。認定スクラムマスター。大規模パッケージシステムの開発ライフサイクル全般に携わった後,日本ラショナルソフトウェア(現日本IBM)などで数多くのソフトウェア開発プロジェクトの支援を経験。2007年よりマイクロソフトのエバンジェリストとして活動。現在は,『アジャイル』をキーワードにしたエバンジェリズム活動と共に,7月より開発ツール製品のプロダクト マーケティングも兼務。Twitter ID: tomohn
たくさんのご応募ありがとうございました。
お申し込み期間:2010年10月27日~11月18日
E-AGILITY協議会事務局
(株式会社テクノロジックアート 営業部内)
TEL:03-5803-2788
FAX:03-5803-2989
E-Mail:e-agility@tech-arts.co.jp