アジャイル開発が広がりを見せ、E-Agility Conferenceのテーマである企業システムの俊敏で軽快なシステム開発が、次第に現実のものとなりつつあります。
しかしながら、ユーザー企業の現場には、アジャイル開発が役に立つのか、どうすれば成功するのかを考えて、一歩が踏み出せない人たちがたくさんいるのも現実です。

そこで、今回のメイン講演では、これまで日本のアジャイル開発のリーダー的役割を果たされ、 現在は楽天株式会社でご活躍中の川口恭伸氏をお招きし、ユーザー企業でのアジャイル 開発の事例と成功の勘所をじっくりとお話ししていただきます。

事前登録性となりますので、ご登録はお早めに。
皆様のご来場を心からお待ちしております。


プログラム

13:20

受付開始

13:40-14:00

開演/協議会からのご挨拶(20分)

講演者:
依田 智夫(株式会社シナジー研究所 代表取締役社長・プリンシパルコンサルタント)
14:00-15:00

■ セッション1(50分)

To be sn agile enterprise
~ 楽天でのふつうのアジャイル・アダプションの進め方

講演者:
川口 恭伸氏(楽天株式会社)

企業でのアジャイル適用について、私が楽天で進めている方法についてお話しします。
まず、アジャイルを構成するいくつかの手法を概観し、企業や事業ごとに目指すべきアジャイルの形を描く必要性について議論します。
そして、アジャイル適用を進めるプロセスとしてMike CohnのADAPTモデルを参照しながら楽天でのアジャイル適用の進め方について説明します。
また、社内公用語の英語化によって海外講師を通訳なしで招聘できるようになっている点についても紹介いたします。

15:00-15:10

休憩(10分)

15:10-15:50

■ セッション2(40分)

アジャイル開発を可能にするEA(エンタープライズ・アーキテクチャ)

講演者:
中山 嘉之(キリンビジネスシステム株式会社 プリンシパルITアーキテクト)

大規模な企業システムにアジャイル開発は向かないのか?否である。
ゴールが見えない長期間に渡る大規模開発は、アジャイルの正反対と言われているWF(ウォーターフォール)型でもリスキーである。
ならば、全容は大規模でも小規模な開発単位にシステムを分割し、順次開発すればアジャイルのメリットを充分に享受できるはず。
その為の青写真を予め描いておくこと、すなわち“EA”は企業にとって必然不可欠である。

15:50-16:40

■ パネルディスカッション(50分)

エンタープライズなアジャイルとは?

モデレーター:
依田 智夫(株式会社シナジー研究所)
パネラー:
川口 恭伸氏(楽天株式会社)
  林 幹高氏(日揮株式会社)
  中山 嘉之(キリンビジネスシステム株式会社)
  松本 聰(DAMA Japan)

アジャイル開発の広まりは、サービス系の企業を超えてエンタープライズ系の世界にも浸透しようとしています。
このパネルディスカッションでは、エンタープライズなアジャイルとは、そしてその必要なこと、そしてエンタープライズなアジャイルにまつわる一般的な誤解等ホットなトピックをさまざまなバックグラウンドをもつパネラーが熱く、熱く議論いたします。

16:40~16:45

クロージング

16:45

終了

※ 上記スケジュールは変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。

本イベントのTwitterハッシュタグは#e_agilityです。


お申込み

たくさんのご応募ありがとうございました。

お申し込み期間:2012年9月4日~9月25日


講演者 プロフィール

川口 恭伸氏
川口 恭伸氏

楽天勤務。アジャイル/スクラムのトレーニングのオーガナイザーや講師を務める。2012年4月より現職。
金融向けプロダクト企業にて、14年間勤務。社内向けの新規ツールや、新企画のパイロットプロジェクトを中心に、少人数でユーザー調査から製品開発、運用まで行うプロセスを探求。企業向けの新規プロジェクトのコンサルティングも手掛けた。
イノベーションスプリント2011 実行委員長、スクラムギャザリング東京2011 実行委員、デベロッパーズサミット2011アドバイザー、AgileUCD研究会 共同発起人。

林 幹高氏
林 幹高氏

1985年から2007年まで海外在住。現在は日揮株式会社にてシステムアナリストとして勤務。
データモデリング、アプリケーション・アーキテクチャ、プロジェクトマネージメントの専門家。
GenericなEnterprise Data Modelingを追求している。

依田 智夫
依田 智夫氏

1997年 株式会社シナジー研究所を設立。代表取締役・プリンシパルコンサルタント。現在、シナジー研究所にて、要求開発手法の教育、ITシステム調達プロジェクト支援、アプリケーション・アーキテクチャー設計、ソフトウェア資産分析などを手がける。要求開発アライアンス理事、元総務省技術顧問。監訳書に、『リーンソフトウェア開発と組織改革』(Mary and Tom Poppendieck、アスキー・メディアワークス 、2010)など多数。

中山 嘉之
中山 嘉之氏

キリンビジネスシステム株式会社 プリンシパルITアーキテクト。1982年より社内の業務アプリケーション設計に携わる。メインフレーム~オープン系へとプラットフォームが変遷する中、一貫してモデリング(DB、プロセス)及び、プロジェクト管理を手掛ける。現在はPMOを務め、経営とシス テムの融合をビジョンに掲げる。ユーザ企業の立場から、上流工程におけるモデリングの重要性や、分析モデラーとしての社内SEの役割を説く。

松本 聰
松本 聰氏

石油化学関連メーカーで、情報基盤の整備、システム開発方法論の普及に携わる。 2003年(株)メタジトリーを設立。データおよびビジネスのモデリング技術、標準化を中心にビジネスを展開 2009年独立 2010年までJapan Enterprise Modeling User Group会長を務める。現在DAMA Japan Chapter 会長。ワインと旅行をこよなく愛す。



当日の模様

文京シビックセンター会議室

依田 智夫 - 協議会からご挨拶

川口 恭伸氏 - 「To be sn agile enterprise」


川口 恭伸氏 - 「To be sn agile enterprise」

川口 恭伸氏 - 「To be sn agile enterprise」

中山 嘉之 - 「アジャイル開発を可能にするEA」


中山 嘉之 - 「アジャイル開発を可能にするEA」

中山 嘉之 - 「アジャイル開発を可能にするEA」

パネルディスカッション


パネルディスカッション

林 幹高氏 - パネルディスカッション

パネルディスカッション


パネルディスカッション

パネルディスカッション

パネルディスカッション


ディスカッション内容

ディスカッション内容

 



講演資料のダウンロード

協議会からのご挨拶(381KB)

To be sn agile enterprise ~ 楽天でのふつうのアジャイル・アダプションの進め方(2.54MB)
※当日ご来場者様限定

アジャイル開発を可能にするEA(エンタープライズ・アーキテクチャ)(960KB)
※当日ご来場者様限定


お問い合わせ

E-AGILITY協議会事務局
(株式会社テクノロジックアート 営業部内)
TEL:03-5803-2788
FAX:03-5803-2989
E-Mail:e-agility@tech-arts.co.jp


NEWS

2012.10.5
E-AGILITY Conference 2012の講演資料を掲載しました。
ご興味のある方は、こちらからダウンロード頂けます。


E-AGILITY協議会に参加する

セミナー概要

名称E-Agility Conference 2012
日程2012年9月26日(水)
時間13:40~16:45
会場 文京シビックセンター 5F会議室C (アクセス:東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」直結
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅(文京シビックセンター前)」直結)
定員60名
参加費無料/事前登録制
主催E-AGILITY協議会
運営 E-AGILITY協議会
事務局代行株式会社 テクノロジックアート

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運営委員

E-AGILITY 協議会

長沢 智治(日本マイクロソフト株式会社)
林 衛(株式会社アイ・ティ・イノベーション)
三井 伸行(株式会社戦略スタッフサービス)
中山 嘉之キリンビジネスシステム株式会社
松本 聰(データ インパクト/DAMA日本支部)
永瀬 美穂(株式会社ディアイスクエア)
上田 雅美(株式会社 匠BusinessPlace/株式会社アネゴ企画 )
大澤 浩二(日本アイ・ビー・エム株式会社)


[幹事]
依田 智夫(株式会社シナジー研究所)
牛尾 剛(株式会社匠BusinessPlace)
長瀬 嘉秀(株式会社テクノロジックアート)