ソフトウェアプロダクトラインモデリング
PLUSS(Product Line Use case modeling for Systems and Software engineering)の記事が、Communications of THE ACM12月号に載っていました。ユースケースモデリング方法論の評価一覧があって(Jacobson、Gomaaなど)、そこでCross-cuttingの欄がよいのがPLUSSになります。「Use cases can be parameterized」となっています。ということは、アスペクト指向分析にはPLUSSが最適なのかもしれません。
実際の例(スウェーデン防衛産業)も少し書いてあって、フィーチャーツリーを書いて、フィーチャーがユースケース、シナリオ、ステップに対応しています。図がないと、なんともわかりづらいのですが。
対応しているCASEツールは、テレロジックのDOORSとROSEとなっているので、ちょっと古いのかなという気もします。単にシナリオのスッテプに表が書けるというだけかもしれません。
UMLモデリングだけでも、そんなに簡単ではないのに、プロダクトライン、フィチャーモデリング、アスペクトとなってくると、壁は高そうです。
長瀬