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[Rails][XP] RadRails+XPairtiseでペアプロ♪

こんにちわ。ばたっちです。

最近、社内のシステムのメンテナンスをしています。(メルマガ配信システムもそうですが)
ユーザが近くにいるので、すぐに声を聴くことができて、フィードバックの効果を感じることができますね。

昔からこういう作業することが多かったけど、もしかしたら向いてるのかな?(^^;


Eclipse 上でペアプロができるというプラグインがあったので、試してみました。
こんなやつです↓

XPairtise - http://xpairtise.sourceforge.net/

「エックスペアタイズ」って読むのかな?

上記のサイトで、スクリーンショット付きで説明されているので分かりやすいのですが、面白いなと思ったのは、ドライバとナビゲータという役割付けがされて、エディタの閲覧を共有しつつ、編集はドライバのみが可能という切り分け方をしています。

画面を共有するというのは聞くけど、エディタを排他共有するのは新鮮な気がしました。
(他のツールは知らないのですが。。A^^;)
IDE として Eclipse を使うのであれば、選択肢としてはよさそうですよ。


今回は、ちょっと踏み込んで RadRailsXPairtise を試してみました。
XPairtise を試してみたカンジだと、とくに開発言語には依存してなさそうだったので。。(^^;

まずは、環境構築。
残念ながら、RCP版の RadRails だと、プラグインの追加ができなかった(できるかもしれないけど、方法が分からない。。)ので、プラグイン版の RadRailsを入れて共存させる方法にしてみました。

新規に Eclipse をインストールします。(説明は省略)

先に、RadRailsに必要なプラグインをインストールしてしまいましょう。
ファイルメニューから、[Help]→[Software Updates]→[Find and Install]を選択し、プラグインのインストーラ画面を開きます。

[Search for new features to install] を選んで次へ進み、[New Remote Site] でアップデートサイトを登録して、プラグインを入れます。
インストールするプラグインはこんなカンジ。

  RDT
  http://updatesite.rubypeople.org/release
  RadRails
  http://radrails.sourceforge.net/update
  Subclipse
  http://subclipse.tigris.org/update_1.0.x

RadRails の環境ができたら、次に XPairtiseのプラグインを入れます。
こちらは、ファイルをダウンロードして、圧縮ファイルを手動で展開する方法で。

ダウンロードサイトはこちら。
http://sourceforge.net/projects/xpairtise/

必要なファイルは以下の2つです。

de.fuh.xpairtise_plugin_1.0.1.zip
de.fuh.xpairtise_server_1.0.1.zip

プラグインの方は ZIPファイルを展開してできた JARファイルを、Eclipseの pluginフォルダにコピーして、Eclipse を再起動すれば OKです。


サーバの方は、クライアント(Eclipse)から接続する前に起動しておきましょう。
展開したファイル中の、runserver.batを実行すれば OK です。

ただし、サーバではユーザやセッションの情報を、XPairtiseUserDB.dtd/xml、XPairtiseSessionDB.dtd/xml というファイルを作って管理するようなのですが、以前に生成されたこれらのファイルが残っていると、次回の起動時にエラーになって起動できなくなってしまいました。

サーバのフォルダにある、これらの4つのファイルを削除してから、runserver.batを実行しましょう。(ユーザとか登録し直しだけど。。)


クライアント側は、パースペクティブの切替で「XPairtise」を選択してペアプロモードにします。

xpairtise1.jpg

最初にサーバへアカウントを登録する必要があるので、[Window]→[Preference]→[XPairtise]で設定画面を開いて[Create New Account]からアカウントを作成します。
アカウントを作成すると自動でサーバに接続され、[XP User Gallery]ビューに接続状態が表示されます。

xpairtise_pref.jpg
xpairtise_user.jpg

ペアプロを開始するには[XP Session Gallery]ビューを開いて、右クリックメニューの[Create]を選択して、セッションを作成します。

xpairtise_session.jpg

セッションを作成しただけでは、まだセッションに参加していることにはならないので[XP Session Gallery]ビューに表示されたセッションを右クリックして[Join]します。
2人目以降も[XP Session Gallery]ビューを右クリックし、[Join]でセッションに参加します。

2人以上セッションに参加すると、ペアプロが開始できるようになります。
先にセッションに参加した人が「ドライバ」になるみたいですね。
役割を入れ替えたいときは、ウィンドウ下の[Press to request a role change]ボタン(虫眼鏡みたいなやつ)で役割変更要求を相手に送り、相手が承諾したら変更になるようです。

xpairtise_drvnav.jpg

Ruby のコードでもちゃんとエディタを共有できていますね。

XPairtise はエディタの他にも、ホワイトボードやチャットなどの共有機能もあります。
VPNとかで接続された環境なら、遠隔でのペアプロもできますね♪

あとは、インターネット越しでも使えるのかな?(^^;

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