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パターンウィーバーFAQ

パターンウィーバー ver 1.2 FAQ

パターンウィーバー(ver1.2以前)についてお客様からたびたびお問い合せいただく内容をこちらにまとめましたので、参考にして下さい。(サムネイルをクリックすると大きい画像が表示されます)

Q.01 Pattern Weaverを使用するために必要なシステム環境はどのようになっていますか?
Q.02 Standard EditionとCommunity Editionの違いを教えて下さい。
Q.03 他社モデリングツールとの連携はないのですか?
Q.04 ソースコードの自動生成はできますか?
Q.05 JDKの設定方法について教えて下さい。
Q.06 モデルやパレットの共有はできますか?
Q.07 ダイアグラム間の連携はありますか?
Q.08 ドキュメントとしての出力はどうしたらいいのでしょうか?
Q.09 GoFの23デザインパターンははじめから入っているのでしょうか?
Q.10 UML Profile for EDOCの中でのPattern Weaverの位置づけは?
Q.11 UMLのバージョンアップには対応していく予定でしょうか?
Q.12 セミナー等の開催予定はありますか?
Q.13 NO VMのインストーラでエラーが表示されインストールできません。
Q.14 マニュアルが見つからないというエラーが出るのですが?
Q.15 印刷を行なったら、イメージアイテムが表示されないのですが?
Q.16 Community EditionとStandard Editionの保存ファイルの互換性について
Q.17 大きさが変わらないモデル要素があるのですが?
Q.18 読み取り専用ファイルへの書き込みにおいて不具合が生じる報告
Q.19 ツールバーの大きさの変更方法について
Q.20 バージョンアップに伴うファイルの互換性について教えてください。
Q.21 1つのモデル中に同じ名前のクラスとインタフェースを追加できないのですか?

Q.01Pattern Weaverを使用するために必要なシステム環境はどのようになっていますか?

A.Pattern WeaverはPure Javaのアプリケーションですので、Java 1.1以降を搭載した環境であればWindows系OS、Mac、Solaris、Linuxなどほとんどのプラットフォームで起動することができます。ただし(株)テクノロジックアートでは、Windows NT、Windows 2000、 Windows XPでのみ動作確認を行っております。(その他のOSについては、PW-freeにて情報交換を行ってください)

【動作環境】

Windows

  • OS:Windows NT4.0 WorkStation (SP6a) / Windows 2000 Professional
  • CPU:Pentium II以上
  • RAM:96MB(128MB以上推奨)
  • HD:20MB以上の空き容量
  • Java:1.1.6 / 1.2.2 / 1.3.0 / 1.4.0 以降(JDK1.1.8推奨)

Macintosh

  • OS:Mac OS 9.1以降 / Mac OS X(10.2以降)
  • CPU:PowerPC G4 又は G5
  • RAM:96MB(128MB以上推奨)
  • HD:20MB以上の空き容量
  • Java:MRJ2.2 / 3.3以降

※印刷時にはAcrobat Reader 4.0以降、もしくはAdobe Acrobat 4.0以降が必要となります。

[重要]
Pattern Weaverの実行環境として、JDK1.3に比べJDK1.1.8上で動作させた方が安定性、操作速度の面において優位であることが報告されております。尚、Pattern Weaver(VM付き)をインストールして頂くことで、自動的にJDK1.1.8がインストールされます。

JDK1.1.8のダウンロードは下記のURLから行えます。
http://java.sun.com/products/jdk/1.1/download-jdk-windows.html

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Q.02Standard EditionとCommunity Editionとの違いを教えて下さい。

A.Standard EditionとCommunity Editionの比較した詳細はこちらをご覧ください。

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Q.03他社モデリングツールとの連携はないのですか?

A.Standard EditiondおよびCommunity Editionは、UML1.4、XMI1.1の形式でのモデルのエキスポートに対応しています。また、Standard Editionにはラショナル社のUMLモデリングツールRoseへのデータ出力プラグインをリリースしております。このプラグインを用いることで、Pattern Weaverで作成したクラス図をRoseのペタルファイルとして出力することが可能です。なお、このプラグインはStandard Editionユーザの方に無償で提供しております。(2002年8月現在)

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Q.04ソースコードの自動生成はできますか?

A.OMGで仕様化が進められているMDA (Model Driven Architecture)が確定すれば、モデルからコードへのしくみが標準化されます。この時点で、コード生成の機能はシステム開発において有効になると考えています。従って、Pattern Weaverでは、この時点での対応を検討しています。尚、Standard Editionユーザを対象としてラショナル社のRoseへのデータ出力プラグインをリリースしていますので、Rose側の機能を利用したソースコード生成が可能です。

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Q.05JDKの設定方法について教えて下さい。

A.以下は一般的な設定方法です。

[Windows版]

JDKをお持ちでない方:JDK(バージョン1.3.x)のダウンロードは以下から行えます。
URL http://java.sun.com/j2se/1.3/download-windows.html

  • JDKをダウンロードし、適当なディレクトリにインストールする。
  • 環境変数JAVA_HOMEの設定をする。
  • 例)set JAVA_HOME=C:\jdk1.1.8
  • (C:¥jdk1.3の部分には、解凍したJDKのディレクトリ名を記述してください)
  • JAVA_HOMEで設定したディレクトリの下のbinディレクトリにパスを設定する。
  • (環境変数PATHを設定する)
  • set PATH=%JAVA_HOME%¥bin;%PATH%
  • クラスパスを設定する(環境変数CLASSPATHを設定する)。
  • set CLASSPATH=%JAVA_HOME%¥lib¥classes.zip

上記の設定を行っても起動しない場合は、一度上記の設定を元の環境に戻してから以下の設定を行って下さい。
set PATH=C:¥jdk1.3¥bin;%PATH%
(C:¥jdk1.3の部分には、解凍したJDKのディレクトリ名を記述してください)

[Mac版]

Mac OS Runtime for Java (MRJ) 2.2.5のダウンロードは以下から行えます。
URLhttp://www.apple.co.jp/ftp-info/reference/mrj_2.2.5.html

[重要]
Pattern Weaverの実行環境として、JDK1.3に比べJDK1.1.8上で動作させた方が安定性、操作速度の面において優位であることが報告されておりますので、実行環境としてはJDK1.1.8を推奨いたします。尚、Pattern Weaver(VM付き)をインストールして頂くことで、自動的にJDK1.1.8がインストールされますので、VM付きのインストールをお勧めいたします。

JDK1.1.8のダウンロードは下記のURLから行えます。
http://java.sun.com/products/jdk/1.1/download-jdk-windows.html

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Q.06モデルやパレットの共有はできますか?

A.ファイルベースでの共有は、ネットワーク上でできますが、アプリケーションをサーバにおいて、共有することはできません。

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Q.07ダイアグラム間の連携はありますか?

A.あるダイアグラムで定義したクラスを他のダイアグラムで呼び出すことが可能です。この他、パラメータ化コラボレーション図を自動的にクラス図又はパラメータ化コラボレーション図に展開することも可能です。

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Q.08ドキュメントとしての出力はどうしたらいいのでしょうか?

A.各ダイアグラムをPDF、JPEG、WMF(Windows MetaFile)形式で出力できます。

形式 対応編集ソフト 注意点
PDF Acrobat Reader、Adobe Acrobat、Adobe InDesign等
JPEG 各種ソフト
WMF Word、Excel、Power Point、Adobe Illustrator、Apple Works等 CEは英語版のみ。製品版には日本語対応版となります。
印刷 Acrobat Reader 4.0以降、もしくはAdobe Acrobat 4.0以降が必要 ・イメージアイテムが印刷されない
・Mac版の場合、印刷ダイアログが表示されない

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Q.09GoFの23デザインパターンははじめから入っているのでしょうか?

A.モデルライブラリで公開しています。ダウンロードはこちらです。

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Q.10UML Profile for EDOCの中でのPattern Weaverの位置づけは?

A.全面的には検討中ですが、現在はパターンのみに対応しています。尚、EDOC仕様策定時にパターン部分の実証ツールとしてCF/UML(Pattern Weaverの旧名)が使用されています。

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Q.11UMLのバージョンアップには対応していく予定でしょうか?

A.Pattern Weaver開発元であるFoundatao社、及び弊社(株式会社テクノロジックアート)は、共にOMG(Object Management Group)のメンバーであり、OMG提案チームにて「UML2.0」の実証ツールとして「Pattern Weaver Scientist Edition」が採用されています。そのため、いち早く最新UMLの仕様に対応する環境が整っております。

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Q.12セミナー等の開催予定はありますか?

A.製品紹介セミナー(無料)は、今後も開催検討しております。詳細は決まり次第弊社HPにて告知する予定です。Pattern Weaverを使ったUMLトレーニング/コンサルティング(有料)については、弊社営業宛てメール(pw@tech-arts.co.jp)にてご相談下さい。また、UMLの概要につきましては、弊社HPのオブジェクト指向の広場をご覧下さい。

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Q.13NO VMのインストーラでエラーが表示されインストールできません。

A.インストーラとユーザの環境にインストールされているJavaVMの相性によりエラーが発生している可能性があります。VM付きのインストーラをご使用ください。これにより最適なJavaVM(1.1.8)でPattern Weaverがご使用いただけます。

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Q.14マニュアルが見つからないというエラーが出る。

A.プログラムファイルが格納されているフォルダの名前に原因があります。例えば「Program Files」のように半角スペースが存在することで不具合が生じるので、下記のような対処を行って下さい。

<対処方法 ーインストール済みの場合ー>
Acrobat ReaderをVer5.0以降にアップグレードすることにより解消されます。

<対処方法 ーこれからインストールする場合ー>
インストーラでのインストール時、「Program Files」のように半角スペースが存在するディレクトリを避けて頂くか、又はAcrobat ReaderをVer5.0にアップグレードすることにより解消されます。

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Q.15印刷を行なったら、イメージアイテムが表示されないのですが?

A.現在はまだイメージアイテムの印刷(PDF内の画像部分)をサポートしておりません。

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Q.16Community EditionとStandard Editionの保存ファイルの互換性について

A.Community EditionとStandard Editionの保存ファイルについての互換性は保証しておりません。またPattern Weaver1.1の場合、Community Editionで作成したモデルをStandard Editionで読み込むと、クレジットが表示されます。

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Q.17大きさが変わらないモデル要素があるのですが?

A.大きさが変わらないようデフォルト設定されているモデル要素には、アクティビティ図の「デシジョン」(分岐)、クラス図の「N項関連」、インターフェースの「ロリポップ」などが挙げられます。また、他にもデフォルトでコネクタが表示されないモデル要素として、「イメージアイテム」、「テキスト」、「タイトル」などが挙げられます。これらのモデル要素の持つ機能をアクティブにするには、モデル要素をダブルクリック、又は右クリック後に「属性の編集」を選択し、属性編集画面で該当する機能のチェックボックスをチェックして下さい。リサイズや関連の接続が可能になります。

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Q.18読み取り専用ファイルへの書き込みで不具合が生じる報告について。

A.読み取り専用に設定したモデルファイルを開いて編集し、上書きして保存しても何もメッセージが表示されないので、ファイルが保存されたかのようになっています。しかし、モデルは保存されておらず、読み込み直すと反映されていないということになってしまいます。この件に関しましては、次のバージョンにて解消予定です。

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Q.19ツールバーの大きさの変更方法について

A.Pattern Weaver1.0に関しましては、Pattern Weaverのインストール先にある、「app.properties」というファイルに下記の2行を加えます。

app_toolbar_size=N
diagram_toolbar_size=N
(「N」には、16、20、24という値が指定可能です。)

※Pattern Weaver1.1では、ファイルメニューにある「環境設定」で指定可能です。

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Q.20バージョンアップに伴うファイルの互換性について教えてください。

A.ファイルの互換性は上位互換となります。従って、Ver1.2で作成されたファイルを他のバージョンで読み込むことは出来ません。
また、CE版で作成したファイルをSE版でクレジット出力無し(CE版で作成したファイルを出力する場合クレジットが表示されます)で使用するには読み込み時に変換する必要があります。SE版のライセンスにはCE版データの変換期間が設けられています。現在この期間は42日間となります。

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Q.211つのモデル中に同じ名前のクラスとインタフェースを追加できないのですか?

A.PatternWeaver1.2からクラスとインタフェースの厳密な名前管理が行われるようになりました。
このため、すでにモデル中に存在するクラス, インタフェースと同じ名前のクラス, インタフェースを別の要素として作成することはできません。

「エラーが表示される」

すでにモデル中に存在するクラスとインタフェースはモデルツリーエリアのroot namespace内に登録されています。

「すでに存在するクラス」

1つのモデル中に同じ名前のクラスとインタフェースを複数登場させる方法は以下のとおりです。

クラスとインタフェースをモデルツリーエリアのroot namespace内から、マウスの右ドラックでダイアグラムに配置します。

「root namespaceからのドラッグ」

また、すでにモデル中に存在するクラスとインタフェースを、同じ名前で別の内容のクラスとして作成することは通常できませんが、以下のような回避方法もあります。

これから作成したいクラスと同じ名前のすでに存在するクラスをモデルツリーエリアのroot namespace内から探し、そのクラスを削除した後、新たにクラスを作成します。

「root namespaceの要素を削除する」

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