分野別活用ガイド : 次世代EDI
ebXML※による次世代EDI(電子データ交換)の構築では、上流工程でUMLベースのモデリングとデータ辞書の整理が必要になります。
パターンウィーバーはebXML標準モデリング方法論である「UN/CEFACTモデリング方法論(UMM)」と標準データ定義仕様である「コアコンポーネント仕様」に対応することにより、国・業界・企業グループの壁を超えたEDIの実現を強力にサポートします。
※ ebXMLとは、UN/CEFACTとOASISによって策定されたインターネット上の企業間電子商取引のための国際標準です。
モデルライブラリ
コアコンポーネントは、業界横断的に交換される(物流、金融、電機、出版等の業界をまたがって交換される)EDIデータの基本構造が定められたモデルです。Core Component LibraryはUN/CEFACTに登録されている標準コアコンポーネント集で、Ver1.0では「組織」、「契約」、「支払」などが定められています。本モデルはCore Component Library Ver1.0のデータ構造をクラス図で表現したものです。
Core Component ライブラリ( 拡大図を見る )
Core Component Library Ver1.0(日本語/HTML) | ebXML関連の標準を定める団体UN/CEFACTの標準データ定義仕様である「コアコンポーネント仕様」のモデルライブラリです。 | 表示する |
Core Component Library Ver1.0(英語/HTML) | 表示する | |
Core Component モデルライブラリ(ZIPファイル) |
UML Profile
本UML Profileを使用することで、パターンウィーバー上でUN/CEFACTモデリング方法論(UMM)によるモデリングが可能です。
UN/CEFACTモデリング方法論の仕様書はこちらからダウンロードできます。
また、UN/CEFACTモデリング方法論を活用したビジネス要求仕様書はこちらからダウンロードできます。
UMM Profile ( 拡大図を見る )
※ 本モデルはパターンウィーバーVer2.2以降で使用可能な「多国語機能」を使用し、英語と日本語の両方でモデルが定義されています。言語表示を切り替える際は、メニューの「モデル」から 「モデルの表示言語」を選択してください。
対応プラグイン
本プラグインは、UN/CEFACTモデリング方法論(UMM)で作成されたビジネス情報クラス図を、UN/CEFACTのTBG-17形式(Excelファイル)に出力し、BIE(ビジネス情報エンティティ)の定義を支援するものです。BIEとはコアコンポーネントを各業界向けに具象化したものです。
BIE出力プラグイン ( 拡大図を見る )
BIE出力プラグイン | UMMで作成されたビジネス情報クラス図を、UN/CEFACTのTBG-17形式に出力し、BIE(Business Information Entity)の定義を支援するものです。 | (要認証) |